面白い形
こんにちは、クニクニです。この頃は「面白い形」というのを気にしています。イラストやコミックのHow Toビデオを観ていると”interesting shape”というのが出てきます。あちこちで言われていて「いい感じにする」くらいのニュアンスだったりもしますが、気にしているからこそ耳に入るようになったのでしょう。全体のシルエットだけでなく線の一つ一つで、これは面白い形かと問いながらつないでいくことでイラストの見どころを増やせる気がします。
新しい絵のお知らせ
先週末ファンアートのカラーイラストを一枚投稿しました。
TwitterとMastodonに投稿したあと、少し修正してPixivとTumblrに投稿しました。ここでは、シンプルな服につけるシワが「面白い形」への取り組みです。
また、Pixiv Sketchに一枚投稿してます。
振り返り
2022年12月のあたまにカラーイラストを3日続けて投稿した時期がありました。私はこれを3日チャレンジと呼んでます。3枚のイラストについてひとまとめで書いた復習のノートを見返します。
12月2日の金曜日から土、日と週末に続けて絵を公開した。公開したのは順番にトキ・ヤク・ハクトウワシ。3日チャレンジ。ラフはこの日数に含まず前もってやっていて、ラフからの仕上げをそれぞれ1日でやった。これを33.3回やっても100枚に満たないと考えるとなおのこと100日チャレンジを成し遂げる人はただ事ではない。
ラフをかなりしっかり描き込んだ。ラフがこのくらいしっかりしていると本番がとても順調に行く。これからもこれくらいしっかりしたラフが理想。
12月2日「トキ」
色を決める時によくやるんだけど、パーツ分けのベタ塗りまでやった段階でルートの色とでも言うべき色を背景色にして色を塗る。この絵の場合ルートの色はマットな朱色で、時たま表示しながら色を選ぶ。背景がない絵ではこうすると色が決めやすい。
足元の破片はゲーム内のセルリアン(敵キャラ)の破片のスクショを参考にしている。濃い青で立方体のシルエットを描いた後アルファロックしてブルーム効果をつけるとフチが暗くて透明な石みたいになる。そこにハイライトなど描き込む。簡単だけど質感が出せている。
いざ色分けして影をいれてくと鎧の広い面が気になる。足りないと思って太い線で鎧の光沢と影を描くことにしたら、かなりデフォルメだけど悪くない省略ができた。3dcgのノーマルを使った表現っぽいのでは、よく知らないないけど。
12月3日「ヤク」
後ろの髪が画面を埋めてそして、影が落ちて大きな陰影を作っていていい。
トキで決めた色をスポイトしつつ肌は黄色く、髪色も同じ白ではなく暗く赤くしてキャラ似せしている。
ヤクさんが持ってる大きな筒「ドンモ」の資料はなかなか見つけづらかった。「ドンモ」で画像検索するとドンモモタロウがサジェストされ(縁ができてしまう!)、ドラクエのドン・モグーラで結果がうまる。それっぽいのがヒットする検索ワード”Butter tea churns” にたどり着くまで時間がかかった。
12月4日「ハクトウワシ」
前の2日で色も手順も定まり、細かいところでは肩の金属部分を塗りでフチの質感をつけられるようになったりと慣れてきてる。
この3/100日チャレンジではたくさんのビューとフォローをもらえました。短期間で続けて投稿するとどんな絵を描く人かというのが伝わりやすいのが大きな恩恵です。
KuniKuni