野鳥リベンジ
今月のはじめにに大きなカメラを持って森へ行きました。去年の11月末にひとつも撮れずに失敗した野鳥の撮影に再挑戦です。今回はなんとか鳥を数枚の写真の中におさめることができました。ココココと木を叩く音を響かせていたコゲラや落ち葉をひっくり返すシジュウカラ、鳶と思われる影なんかを撮りました。前もったカメラの設定を忘れていてホワイトバランスと露出が正しくなかったり、フォーカスが甘かったりしますが前回より進歩しました。



新しいスケッチ
今週はいくつかスケッチを描きました。

せっかく森で撮った写真があるのでそれを題材にすれば良かったのですが、街中で見つけられるこういった景色には親しみがあったので先に取り上げてみました。森に行く前日にカメラの確認で撮った写真を土台にしています。
この前にスズメのスケッチをいくつかしています。太いペンで小さなスズメ描こうとしていたので、デフォルメを意識して練習しました。


1月13日にはいつものファンアートのスケッチも投稿しました。今度描こうとしているイラストの練習です。

振り返り
イラストを描くごとにつけている復習ノートを見返します。今回はあるイラストコンテストにエントリーするために描いた、気合を込めたイラストについてのノートを見返します。
京都花園教会水族館とけもフレのイベントのイラコンにエントリーした絵。丁寧に画面いっぱいに描いてこの頃の不振を吹き飛ばせた。
カラーラフ工程をちゃんとやったので、ラフでやりたいことを定めてその後きっちり清書するという理想的な流れで作成できた。でも、描いて行くうえでカラーラフから結局変更してしまった部分があり、そこに時間がかかっている。右側にはラフすぎて何か特定できない草が描いてあった、清書で一度ツツジにして描いたんだけど何だか違うので紫陽花に書き直した。これはラフ段階で描いたようでいて実は何を描くか定まっていなかったから起きた回り道だ。その点で背中にある木も種類が定まっていない。資料として庭園の写真を参照して描いているので、そこにあり得ない木ではないはず。なのだけど、その木の種類が特定できればさらに資料を探せて解像度が上がるだろうからもっと植物の知識を身につけないとね。
カラーラフをやっていなければこんなふうに木陰にいる人物の色を作ることはできなかっただろう。いざ木漏れ日の光を描くというとき、どう光を載せて良いかわからなくなった。まずカラーラフのとおり塗ってみると不必要にテカテカしてしまった。なのでカラーラフの光の配置は参考にしつつ、それよりもずっと小さな点で明るい光を置いてみると納得できるものになった。ラフよりも光の面積が小さいけど、くっきりとしているので同じだけ伝わるんだな。これは、後ろの木の葉の間の黄色く飛んでいる光でもそうだった。ラフではもっと広範囲に大きな点を散らしていたが、そのままでは過分だったので小さく、でもくっきり描くと綺麗になった。
着物の袖をかなりそれらしく描いている。前に着物の資料からイラストを描いた時の研究の成果が出た。それと、ティッシュを着物のように折ってクロスシムしたりもした。袖の繋ぎ目は襟から袖の中間にあるものなので、この絵ではもうちょっと下でもよかった。
このあと、このイラストはエントリーしたコンテストに入賞しました。イラストをやっていて初めてのとてもありがたい、嬉しい経験でした。このときの気合に応えるようにノートにはもっとたくさん書いてあったので、ここでは要点を切り抜いて紹介しました。力を込めてそれに応じた絵が描けて本当に良かった。
KuniKuni