掘り出し物
実家の棚にクロッキー帳が何冊も使われないまま眠っているのを見つけました。ありがたく頂戴してこれで基礎練習をしています。先週は練習をサボっていたので、その分しっかり練習したいところです。
このクロッキー帳の用紙は描き味が優れていました。程よく鉛筆が引っかかって曲線をじんわりと描いたり、強弱をつけやすいです。また、サラサラとザラザラの中間にある振動のフィードバックのおかげで、目で見ないでもどこまで線を引いたかわかるような感覚がします。目隠しでも思った線が描けそうです。感覚が冴えたような気にさせてくれるのが気に入りました。この掘り出し物のクロッキー帳はきっと名のあるメーカーの製品に違いないーーと裏表紙の表示を確認したら、100円ショップのあの会社のものでした。確かに有名ではあります。
ともかく、しばらくは練習をする用紙はこのクロッキー帳に乗り換えることになりそうです。これまでは練習にはコピー紙を使っていました。蛍光の白い紙も鉛筆がはっきり見えてよかったのですが、こちらはツルツルでした。
新しいスケッチ
スケッチを一枚描きました。次にするファンアートのキャラクターを覚える練習です。
振り返り
イラストを描くたびにつけている復習ノートを見返すおまけのセクションです。その当時の気持を思い出したり、今見てもためになりそうなところを抜き出します。今回は半月ほど描かない期間があってから作成したイラストについてのノートです。
ちょっと間が空いていて、調子を取り戻しながら描いたイラスト。これを描くまで二週間ほどは基礎練習もせずほとんど絵を描いていなかった。なのでいきなり描かず、ウォームアップとしてアナログスケッチをした。キャラ似せのためにスケッチはいつもするのだけど、ちょっと丁寧にした。しばらく描いていなかったにしてはよくできてる。
スケッチは良かったけど、完成したイラストのほうは陰影がいまひとつ足りなかったな。これは影の色が薄かったせい。特に黒い部分は陰影が分かりづらく、もはや影を描いてないのと大差ない。せっかくきちんと影のレイヤーを分けているのだから、もっと調整したらよかった。
イラスト作りの感覚というのは手に染みついていて、時間が空いてもウォームアップをすれば取り戻せます。この時の練習スケッチは満足な出来でした。今振り返るとこの時イラストの影をミスしたのは、最後のイラストからずっとネットに投稿していないことによる焦りのせいでした。公開を焦っていたために、時間を置いてから見て一度評価するような余裕がなかったんですね。落ち着いて取り組みましょう。
KuniKuni