封印を解く
おはようございます。クニクニです。今週は新しいイラストを一枚投稿しました。
このイラストでは筆圧で濃淡が変わる透明のブラシを使いました。これでスカートが薄い化学繊維に、リボンがサテンに見えるように描いています。質感が伝わってますでしょうか、高画質リンクを確認してください!
これまでは透明のブラシはあまり使っていませんでした。というのは、ストロークの跡が残って綺麗じゃなかったり、レイヤーの合成が思い通りにできなかったりして苦手だったんです。でもこのたびそのブラシの封印を解きました。まだ修行が必要ですけど、これから慣れていければと思います。
今週のイラストの前に描いた練習のスケッチも投稿しました。
振り返り
イラストを描くたびにつけている復習ノートを見返す当ニュースレターのおまけです。その当時の気持を思い出したり、今見てもためになりそうなところを抜き出します。今回はちょっと急ぎ足だったイラストについて、反省が多めのノートです。
インターネットお絵かき名物、バニー衣装にしちゃうファンアート。この題材は、お絵描きリレーのゲームでお題としてとっさに思いついたという経緯があったりする。知らぬ間に心の何処かで求めてたのかも。そのゲーム内で描いてもらったり、その後ゲーム外できっちり描いてもらったりして楽しかった。たまには欲望のままやってもいいよね。
画面の下半分が寂しい。膝上で切り取っても良かったかもしれない。うさみみがあると画面設計がいつも通りには行かない。耳を映さないわけには行かないので重心が変わる。
線画の清書をしていないので荒く見える。ここまでの線画を描いていれば清書の作業は30分とかからないのでめんどくさがらずにしたほうがいい。見た目がなめらかになるし、バケツ塗りもできるようになるから手間より恩恵が大きいはず。
ふとももの飾りの塗りを忘れていた。清書を省いたりといい仕事が荒い。これを描いたとき焦っていたというわけではなく、早く描く手順を探っていた。でも制作時間はいつもと変わらなかった。工程をいくつか飛ばしたからと行って早くはならないみたいだ。あとの作業が大変になったり、忘れ物もする。早くするには丁寧さが大切。早くするには集中して取り組むことがいちばん。
私はよく、どうにか早く描けないかと言ってますけどこの時に答えが出てますね。近道しようとせず丁寧に、そして集中して手を動かすのが結局正解なんですよね。これはこのノートから半年経っても反証のしようがなくて本当のようです。ただ、わかっていても難しいことです。
KuniKuni