ドーナツとポリス
おはようございます。クニクニです。今週は一枚のカラーイラストを投稿しました。先週はイラストを描かなかったのですけど、一週間空いただけでとても久しぶりに描いたような気がします。
このイラストは本当はこの切り抜きみたいにドーナツの穴を覗いているようにしたかったのですけど、うまく行かなくてやめちゃいました。なのでドーナツがなくて何のポーズでもないですけど、まあ可愛くできたので良しです。
振り返り
イラストを描くごとに書いている復習ノートを見返します。何か面白いことが書いてあるか探したり、当時の気持ちを思い出したりします。今回取り上げるのは、苦手だった影の描き方が一つ前進したときのノートです。
陰影がうまく行ったイラスト。このごろはずっと影が上手くできなかったのを克服したと言っていい。
逆光のようなシルエット全体に影がかかるようなライティングにしてみた。色分けをしたあと、全面に影の色を置いて、明るくなるところを削るようにして大きな影を描いた。顔は影の色を明るくして、持ち上げてある。
この全体の影ともう一つ、細かな影のレイヤを設けた。細かな影のレイヤーでは頭髪の形とか衣服の質感、腹の凹凸なんかを描いた。
細かな影を描くときに、大きな影の境界と重なったり、跨がないようにした。絶対ではないけど、こうすると良くなる。大きな影も境界では細かく部品の形をしているので、そこに細かい影があってはごちゃごちゃするから、ない方がいい。
今回の描き方は影の描き方としてかなりいい線に行った。影で形や質感が伝わる。ここ数回は影がうまくかけていなかったのだけど、このイラストはうまく行って良かった。
この前に描いたイマイチ納得がいかなかったイラストの影レイヤはこんな感じ。逆光でないほかは大きな影と凸凹の影のふたつの構成は同じ。だけど今回のものより陰影が弱い。もっと今回のようにしっかり影を置くのと、顔は明るくしたいからそうするみたいな柔軟さがいい結果につながったのかな。
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練習とウォームアップに描いたスケッチ、この前にイラストを描いたのから2週間近くまともに描いていなかったので入念に行った。こういうスケッチも満足にできるようになってきたかな。
ーーとありました。うーん。これを書いたときはどうして陰影が良くなったかまだあまりわかっていませんでした。ノートにはどうやったかを書いていますけど、どこがいいかの分析が不足しています。描き方だけでなくノートの付け方を省みなくては。
いまい見返すと、影にまとまりあったから良いイラストになったのだと思います。陰影がバラバラと散らばらないほうが受け取りやすいイラストになります。このときは逆光を描くためにシルエット全体に影をおいてそこから削るように描いたので、たまたままとまりができたんですね。
KuniKuni