1枚もしくは2枚のカラーイラスト
おはようございます。クニクニです。今週も一枚のイラストを投稿しました。投稿先によっては1体づつに分けて載せたので2枚描いたみたいですけど、いっぺんに描いた一枚です。単一のキャラクターを二体描くのは色々勉強になりました。
振り返り
イラストを描くごとに書いている復習ノートを見返します。何か面白いことが書いてあるか探したり、当時の気持ちを思い出したりします。
このイラストではポーザーを併用した。使用じゃなくて併用というのは、まるまるトレースするとかじゃなくて、資料として参照するにとどめているという具合だから。ポーズに無理がないかとか重心がどうしたら自然かとか、ポーズモデルをぐりぐりしながら確認している。でも描くときはずっとではなく、必要なときに見てる。トレースをしない理由は描きたい体系とポーズモデルの体型が一致してないというのがひとつ。もう一つの理由は、印象をもとにした良いデフォルメが生じることに期待しているから。なのでこれくらいの参照具合がいいかな。
ラフの線までやった段階で、これ以上描き込み出来ないな、とおもってしまい線画をやらずに塗った。でもやっぱりラフな線の色塗りは不便。
この段階の方が完成よりもよく見える。彩色によって足される陰影がこの線よりも形をうまく説明できていないような、余計なとこがあるんじゃないか。影の塗りは流れ作業になってしまいがちだけど、ラフを作る時と同じで形の説明を加え続けるようにしないとな。ラフの感じを生かしたままカラーにできるようになりたいなあ。
ポーザーは大きな力になるツールなだけに、頼りきりではいけないなという気持ちがあります。「印象をもとにした良いデフォルメが生じることに期待」というのは体のいい言い訳で、ただ本当のところは絵を描くのに依存する道具が増えることを嫌っているのです。紙とペンだけで描けることへの憧れがあります。
でも、今週のイラストではポーザーの力を借りても良かったかもしれません。接地した立ちポーズでは恩恵が大きかったでしょう。
KuniKuni